~ 大城正子さんへの想いものせて ~


ウリマダンで学びあい、交流し合うハルモニたちが、歌を練習し、トラヂ合唱団を結成して、小さな公演を行いました。「みんなの家」のディサービスのみなさんの前で、オープニングにフラダンスをおどり、その後、合唱団団員みんなで懐かしの歌を披露しました。
本来なら、フラダンスにも、歌の合唱にも、先日まで車いすに乗りながら、曲に合わせてフラダンスの練習をしていた大切な仲間、大城正子さんが参加する予定でしたが、先月21日の日曜日に亡くなられました。この日は正子さんのポジションを想いながら会を進めていくことになりました。

植民地時代から親しまれた童謡3曲、戦後の厳しい時代に想いを馳せる坂本九の歌など、合唱団団員も観客も、その時代を想い、涙する人もあったりで、歌の力を感じるひとときでした。
アンコールにこたえて歌われた「アリラン」「トラヂ」では、踊りだす人もいて、合唱団団員も観客も元気をもらえた素敵な30分でした。(M)