社会福祉法人青丘社 裵重度理事長 川崎市社会功労賞受賞決定

Pocket

青丘社理事長の裵重度氏が、このたび2020年度の川崎市社会功労賞を受賞することが決まりました。

裵理事長の受賞決定という 喜ばしい ニュースが届きました。

裵氏は、多様な民族の暮らすこの地域で、地域の様々なニーズに応えるべく包括的事業を行う現在の青丘社の活動を、中心に立って作り上げてこられました。そして長年に渡り市民参加の活動を地道に組織し、「共生の街 さくらもと」を、関係機関とつなぎながら作り上げてこられました。 これらの実績が評価されての受賞だと、私たちも嬉しく受け止めています。

川崎市の資料に掲載された、裵重度氏のプロフィールを紹介します。

裵 重度 (ぺえ ちゅんど)
~差別や偏見のない共生のまちづくりを目指して~

日本人と在日外国人の交流を進める川崎市ふれあい館の設立に尽力され、同館の館長を約20年間務められました。常にマイノリティの人権保障に視点を据え、差別や偏見をなくすための取組とともに、地域における在日外国人の生活や社会参加の支援等、民族の垣根を越えて共に生きる地域社会を目指した実践を展開してこられました。
また、川崎市外国人市民代表者会議の設置や、川崎市多文化共生社会推進指針の策定にも尽力されるなど、約30年間にわたり川崎市の多文化共生施策に関わる各種委員会の委員を務められ、川崎市の多文化共生施策の推進に貢献してこられました。

このたびの受賞決定のことが「タウンニュース」に掲載されました。https://www.townnews.co.jp/0206/2020/09/25/543923.html

掲載記事より、裵理事長のコメントを紹介します。
「自分たちの仕事を一生懸命やったことが、先駆的な取り組みとなった。市行政の関係者をはじめ、地域町会、商店街、学校、大学の先生方との出会いや苦労を共にしてきたふれあい館、青丘社、地域への奉仕活動を生み出す母体となった在日大韓基督教会川崎教会、そして全ての方々と喜びを分かち合いたい。」

今回の受賞を、関係のみなさんとしっかりかみしめる機会をつくっていきたいと思います。これから新しく建設される「みんなの家」の着工の時期にふさわしい受賞であり、このような評価を頂けたことを我々も励みに、コロナ禍の厳しい時期ではありますが、この地域により貢献できるよう活動していきたいと思います。 (M)