2021.1.6 新年の新しい試み 「リモート・ウリマダン」を始めました。

Pocket

新しい年を迎えました。今年もみなさんのつながりの力を背景に、共生のまち・さくらもとのまちづくりに参画していきます。
 2021年も、発信を共感、共有する仲間の広がりをもとめて、歩みます

●ハルモニの場を守って!

年があけて最初の水曜日、在日高齢者の学びと発信の場・ウリマダンで、新年のご挨拶の場をつくりました。コロナ禍の中での新しい形を試したいと、遠くからくる共同学習者の人にはZoom参加してもらい、リモート参加とリアル参加の場を試しでやってみました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: InkedCIMG1417-コピー_LI-1024x768.jpg

やはり、直接会いたいという発言も多かったのですが、リモート参加では、普段参加できない人も手軽に参加できて、ハルモニ方にもまあまあ受けていました。

昨年11月からまたウリマダンを中止していましたが、2回目の長期中止は厳しいというハルモニの強い願いに突き動かされ、マスクをしっかりすること、各テーブルに消毒液を置いて頻繁に手指の消毒をすることを中心として、細心の感染防護に1人1人が努めることを毎回意識しつつ、無理せず、このウリマダンという場を守っていくことを確認しました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: CIMG1429-コピー-1024x768.jpg

●今年のお正月は厳しかった!

リモートの参加者とリアルの参加者、その全員が一言ずつ挨拶をしました。ハルモニ達にとって、今年のお正月は厳しいものがありました。あるハルモニは日本にいる子や孫やひ孫が、毎年30人くらい集まって正月を過ごすのに、今年は集まれない、来られないで、「電話だけでさみしかった。」と報告しました。またあるハルモニは「お正月はだれも来てくれなかった。1日がほんとに長かった。みんなに会えてうれしい。」と涙を流しました。

またお正月に近くに住む子や孫が来てにぎやかに挨拶を交わし、帰ってしまうと、「なんだか一人ぼっちにされたように落ち込んだ。」というハルモニも。改めて、つながりの場が必要だということをみんなで確認しました。

2度目の緊急事態宣言の発出にあたって、力を合わせて、つながりの力を発揮していきたいと思います。(M)